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幸せということ
2021.11.8
緊急事態宣言も終わり、ようやく遠慮せずに出かけることができるようになりました。子供達の外出の一番のリクエストは外食です。これまで我慢していたこともありますが、食べることが大好きな子供達はこの時を心待ちにしていたようです。もちろん、私も外食は楽しみです。おいしい物を食べることって、とても幸せなことだと思います。これまで当たり前だった活動範囲がこうして元に戻るだけでも、気持ちが明るく、そして幸せな気持ちになります。
幸せと言えば、先日も興味深い話を聞きました。写真家のヨシダナギさんが話していたアフリカなどの少数民族の幸せ感についてです。ある民族には「幸せ」という言葉自体がないそうです。それに対して悲しいことは2つあり、一つは家族の死、そしてもう一つが飼っている牛の死。その悲しいこと以外は悲しくないこと、つまり良い状態だと考えているそうです。朝目覚めることも、食事することも、家族で語らうことも、夜眠ることも。人が生きていて当たり前のように過ごしている日常が幸せなことと言えるのではないでしょうか。
そう考えると、病気や怪我からの快復時など不安から解放された時に感じる、健康や日常のありがたみのことを思い出します。その少数民族のように人としての原点に戻って考えることが、日々の当たり前に感謝しながら良い気持ちで過ごすヒントになるかもしれないと思いました。