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2022.7.18

　コロナ禍で一気に広がったリモートの仕事ですが、仕事の内容によって導入できたりできなかったりします。いわゆるデジタル化も同じように、大幅に導入できる仕事もあればそうでない仕事もあります。少し前に人工知能ＡＩが進化すると将来無くなってしまう仕事がある、という話がありました。仕事のデジタル化が進んで効率が上がる！と喜んでいたら、仕事自体がＡＩに取って代わられてしまった、みたいなことにもなりそうです。テクノロジーの進化と共に社会が変化するスピードも速い時代には、リモート化、デジタル化で効率的に働くことが求められる一方で、実はそうできない仕事のほうが、これからますますその価値が高まっていくように思うのは私だけでしょうか。

　先日読んだ「92歳総務課長の教え」という本では、勤続66年！の92歳の現役総務課長が培った働くための秘訣が紹介されていました。中でも「積小為大」という言葉が印象的でした。これは小さな努力の積み重ねが、大きな成果に繋がるという意味だそうです。パソコンを使いこなしてテキパキと働く姿をテレビで拝見したことがあります。日々の努力が年齢に関係なく凄い力になること目の当たりにしました。何でも早くすぐに、が求められる時代ですが、焦らずにゆっくりと確実に続けて身につけること、という学び方の大切さに気づかせてくれたように思います。