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消費税と最低賃金が上がりました
2019.10.17
荒井社会保険労務士事務所の代表、荒井真澄です。
消費税が増税となりました。社会保障の財源になると聞けば、仕方ないかぁという気持ちになってしまいますが、今回は8%から10%への実質2%の引上げですので、以前よりは心理的な負担感は少ないように感じています。
我が家では先月、長年愛用してきた洗濯機が突然壊れたため、仕方なく新しい洗濯機を購入したのですが、タイミング的には増税前の駆け込み購入の形となり、意図はしていませんでしたが、ちょっと得した気持ちになりました。
さて、消費税も上がりましたが、最低賃金も上がりました。東京都や神奈川県ではついに時給1,000円を超えています。従業員を雇用している会社にとっては、今後も10月には毎年増加することが予想されますので、引き続き増加を前提とした賃金設定が必要です。
また、都道府県をまたいで多店舗展開をしている会社では、事業所ごとに最低賃金が異なることにも注意が必要です。
先日、近所にある大手家電量販店に買い物に行ったとき、従業員募集の張り紙が掲示してあったのですが、その金額がなんと昨年の最低賃金をも下回る980円になっていてびっくり。おそらく、本社がある都府県の最低賃金なのでしょう。多くの人に影響が出る可能性もありますので、こっそりご指摘した次第です。