助成金活用や人事・労務に関する悩み事は、荒井社会保炎労務士事務所にご相談ください

2020.10.15

荒井社会保険労務士事務所の荒井真澄です。

新型コロナウイルスの流行からしばらくたち、９月の連休頃から、ようやく人出も多くなってきたように思います。私も長らく遠出は控えていましたが、久しぶりに家族で旅行に出かけました。

天気はあまり良くなかったのですが、海で釣りをしたり、バーベキューを楽しみました。地元の食堂に入ると、密にならないような空間の確保と厳重な除菌対策がされていて安心感がありましたが、店内で一度に食事ができる人が限られているため、外には待つ人の長い行列ができ、道路は人があふれていました。以前は喜ばしい光景も、今は不安を感じる、そんな心の変化を感じました。

さて、こうしたコロナ禍の影響を受けて、またそれ以前からの流れもあり、労務や人事の分野でも様々な変化があります。副業や兼業の考え方は以前よりも柔軟になり、個々の働き方の幅が広がっています。年金事務所の調査は数年前から厳しくなっていますが、今後もますます加速すると考えられます。

人材育成では、以前よりも自律型の人材が求められ、その教育に興味を持ったり、実践する会社も増えている一方、それに対応できない人材がいることも見えてきました。まるで、荒れる大海原の中を進む船のように、経営の舵取りが難しい昨今ですが、大きな変化の中に隠れた小さいけれど大切な変化を見過ごさないよう気をつけたいと思いました。