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2021.12.27

　最近は新型コロナウイルスの感染者も少なくなり、家族でお出かけする時の行動範囲も少しずつ広げることができるようになってきました。そんなわけで少し足を伸ばして皆で海釣りに行ってきました。

　海に面した釣り堀で釣るのですが、釣り竿などもレンタルできるので、とても手軽に楽しめます。子供達は大きな鯛を釣りたい！などと言って意気込んでいました。

　周りにはたくさん人がいて、誰が釣れたかがすぐにわかります。しばらくすると、いろんな場所から歓声が上がります。嬉しそうな声が響く中、自分たちは時間が止まったかのように全く釣れる気配がありません・・。

　釣り堀の制限時間ぎりぎりになり、もう子供達も諦めてうなだれていると、お店の方が来てさっと釣り竿を垂らし、魔法のように一瞬で魚を捉えました！そして子供達にその魚がかかった釣り竿を渡すと、一緒に釣り上げてくれました。

　親としてはその救世主のようなお店の人に感謝、感謝です。結局お店の人が2匹ゲットしてくれたので、魚ゼロは免れました。でも、そんな親の気持ちとは裏腹に、子供達は複雑な表情・・。自分で釣りたかったから残念だった、悔しかったとのこと。大人的にはとりあえず釣れたことを喜んでいましたが、やっぱり子供達の気持ちは純粋です。

　今度またリベンジしよう！と言って元気づけましたが、そんな悔しそうな表情がなぜか愛おしく感じました。