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2023.3.10

　荒井社会保険労務士事務所の荒井真澄です。

　コロナ禍の影響が弱まってきたこともあり、久しぶりに夫の新潟の実家に遊びに行きました。子供達は雪で遊ぶことが楽しみで、数日前から何かと話題にしながら楽しみにしていました。

　スキー場に行ってみると、想像以上にたくさんの人で賑わっていました。驚いたのは、外国人がとても多いことです。大人だけでなく、小さな子供連れの家族もいたりして、その場所だけがとてもインターナショナルな雰囲気でした。快晴のなか、子供たちとも思い切り楽しむ事ができて、とても満足しました。

　スキー場にいてふと気づいたのは、そこで働く人達が思った以上にご高齢の方々だったことです。なんだかお店の方にお世話になることが申し訳なく思ってしまうほど。もちろんお仕事だから当然だと思うのですが、果たしてこれからこうした地方のリゾート地の労働力はどうなるのだろう、と少し心配になってしまいました。

　そういえば、10年以上前にイタリアを旅行したときも、現地のレストランやホテルの従業員の方々の多くがご高齢だったことを思い出しました。その頃の日本では、まだサービス業の現場では比較的若い方が多かったので、イタリアの状況に驚いたのですが、日本も同じようになってきたのだと実感しました。

　少子高齢化の影響はこれからますます強まるのでしょう。今からそうしたサービス業の労働力について、生産性を維持する対策だけでなく、今までとは異なるサービスの仕方の大きな転換が求められるのではないかと思いました。